一般社団法人日本コーティング協会公式サイト

測色計で新車の研磨前と研磨後を数値化で比較 エスクード

コーティング下地処理の研磨技術を数値化、車の色は関係なく測定可能

今回の測色計による評価データは、JCA会員の店舗へ新車コーティングで入庫された、エスクードになります。

下地処理の脱脂まで終えた状態で、測色計にて塗膜の状態を計測(表左側)
新車コーティング エスクード 測色計で車磨き研磨技術を証明
上記表の左側が、研磨前の測色計の数値になります。

そして右側は車磨き研磨を終えて脱脂したのちに測定した数値。

ここで注目すべき数値はL*(エルスター)で、

研磨前平均L*39.2 研磨後平均L*38.4
この数値が研磨前より大きくなっていると、正しい研磨が出来ていないし、余計なバフ目を増やした事が証明されます。

この研磨後データでは研磨前より低い数値になっていますので、正しい研磨ができている、且つ塗った直後の塗膜に近づいた事を証明しています。

車のコーティング施工で重要になる作業はいくつかありますが、お客様の大事な財産であるお車にとって、
車磨き研磨作業を正しく行なっていないと、傷を増やしてしまう危険性があります。

その傷というのは、ポリッシャーと呼ばれている研磨用の機材へ、バフ・コンパウンドを併用して塗装を研磨した時、

使い方や組み合わせを間違える事で、深い傷を浅い傷に置き換えられないというのが傷の原因(バフ目)の大半です。

また、今までは目視での評価が主流であったため、施工環境や技術者により激しいくらいのばらつきがありました。

2021年11月19日現在、

日本国内で研磨技術を証明されたJCA公式認定のカーコーティング施工店
は、リンクをクリックしてご確認頂けます。

今回の写真撮影・計測協力・・・JCA会員 エコスタイル熊本

この評価方式は日本コーティング協会が、月間BSRに連載された、「研磨した塗面のツヤを測色する」(ケヰテック株式会社金子代表投稿)の内容に基づき、金子代表立会いのもとご協力いただき、更に工夫を重ね出来上がった評価方式になります。

JCA公式認定 研磨検証プログラム(事業主向け)

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